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FC東京戦マッチレビュー 前編
皆さん、こんばんは。
お久しぶりです、夜磐です。

先月は仕事やプライベートな用事で多忙となり、当ブログの開設以来初めて
一ヶ月間に渡り記事の投稿が中断しました。
トップに表示されるスポンサー記事。刻まれる "0" のアーカイブ。
特に意地になって守り続けていたわけではありませんが、
ああ、俺もこうなったんだなと少々後ろめたい感覚もあります。

一応それなりにサッカーの試合は見に行っていましたが、
文章にしようとするとそれなりに時間が必要になってきてしまいます。
そちらに回すフィジカル的、時間的なリソースがありませんでした。

今後どうなるかはわかりませんが、とりあえず今週は若干の
余裕があるので、昨日見に行った磐田の試合に関して
記事を作成しようと思います。
冗長となりますが、よろしくお願いします。



J1 第16節
ジュビロ磐田 3-1 FC東京


個人的に今季だけで3度目となるヤマハで存外の結果。
我らが磐田、主力を大量に欠きながらも昨季天皇杯の覇者・FC東京に勝利!
公式戦3連敗中だった磐田に何が起きたのか!?

フォーメーション図はこちら
TOP.png
松浦、ペク、山田と2列目の核となる選手達が、軒並み怪我で欠場。
加えて、ソウトと松岡の離脱によりボランチも深刻な人材難となった。


・主力多数欠場の中、森下監督が取った選択肢とは?
この試合は、今シーズンが開幕して以降のリーグ戦で最も主力を多く欠いた試合となった。
とりわけ深刻なのは中盤で、ここまでレギュラー扱いされてきた5人のうち4人を欠く緊急事態。
しかも、1stチョイスが倒れた時のために用意されていた2ndチョイス(菅沼、松岡)まで瓦解し、
前日練習すらまともにできない有様であった。

そんな中で監督は、かなりリスキーな方法を採用してきた。
これまでCBで不動の地位を確立していた藤田を、ボランチで起用した。
藤田がボランチをやるのは、09年に大分に在籍していた時以来2年ぶりとのこと。
もちろん磐田では初の試みである。練習試合でも試していないというのだから、
いかに森下監督がギャンブリーな監督であるかが伺える。

2列目には、柳下体制下では両サイドバックで再現された"W山本"が実現。
正直、突破力に欠けるが、この2人以外で2列目をやれそうな選手がいないので、
わからなくもないというかしょうがない、というのが率直な印象。


・立ち上がりの先制点とFC東京の逆襲
苦戦が予想された磐田だが、開始5分に山本脩斗のヘッドであっさり先制した。
前線からプレス → 中盤で奪取 → サイドに展開してクロス → ゴール前でヘッド という、
これぞショートカウンターの典型という展開だった。
FC東京は、プレスを受けた時にキックミスをやらかしてボールを奪われ、さらにクロスが
上がった際にもマークミスで山本脩フリーにしてしまっている。
恐らく、立ち上がりでボーっとしていたのだろう。
ニアに走る脩斗の背中を見送る加賀の姿が悲しい。

さて、点が入ったとはいえまだ立ち上がり。
精神的な作用はほとんど無く、前評判の通りFC東京が攻め込む展開となる。
FC東京は、徹底的に磐田の右サイドを狙ってきた
攻撃を受けている最中でも、田邉が常に高い位置を取り、駒野の攻め上がりを牽制。
田邉の受け方が巧みなので、磐田のプレスを受けた状態でもロングパスが通る通る。
自分たちの攻撃ポイントを作りつつ、磐田の攻撃の基点の一つである駒野の
攻撃参加を抑制できる、という点でまさに一石二鳥。
ボールを奪うとすぐさま右サイドにロングパスを蹴り込んできた。

序盤こそプレスをしていた磐田だが、あまり効果が無いとみると、
次第にプレスを緩めて自陣に撤退するようになっていた。
田邉のところでチャンスを作られまくっていたので、山本康裕が意識的にポジションを下げ、
田邉対応に参加。攻撃参加してくる高橋と米本を2トップがケアする形となった。


・FC東京の鬼畜プレス。沈黙する磐田
ボールの奪取方法を、プレッシングから自陣撤退方向に切り替えたため、
必然的にボールを奪う位置が自陣に近くなった磐田。
藤田辺りがよくボールを引っ掛けて奪っていたので、自陣の低い位置から
攻撃が始まることになるのだが、ここでFC東京の強烈なプレスの餌食となった。
前線の4人が、磐田のボールホルダーに対して絶え間なくプレスを実行。
磐田の後方から、ルックアップする時間の余裕を奪い去った。
とりわけ、高いキック精度を誇る両サイドバックへのプレスは徹底されており、
マイボールなのにサイドバックが孤立するという謎の事態まで発生していた。

そんなわけで、磐田は守備から攻撃へ移る部分でまったくパスが繋がらなくなってしまった。
そんな状態でも前田は精度の悪いロングパスを足元に収めたり、
味方に落としたりと異常な精度のポストプレーを披露していたが、
前田より先が繋がらないのでどの道奪われてしまう。
奪ってもすぐ奪い返されるので、全体的に選手が上がりづらくなり、そうするとさらに攻撃が
停滞する見事な悪循環である。
前半の磐田の攻撃は、ほぼゴールを奪った序盤のみで終わってしまった。


・決定力を欠く東京と開き直った磐田
FC東京のプレスが機能して以降はほとんどFC東京が一方的に攻め込んでいたが、
FC東京がシュートを外しまくったことで、後半の半ばに差し掛かっても
磐田が1点リードしている状況が続いていた。
FC東京のポポビッチ監督は後半18分に1トップのルーカスに代えて渡邉千真を投入しているが、
まったく同じ役割を引き継がせているところを見ると、懲罰交代なのではないかと思われる。

一方で磐田は、あまりに一方的にやり込められていたせいか、後半の半ばともなると、もはや
「とにかく失点しなければいい」という感じの開き直りが見え始め、敵陣にボールを運ぶことすら
稀になっていた。リトリートするには早い時間帯だが、下手にブロックを崩せば
あっという間につけこまれるので、アンチフットボールと言われようがなんだろうが
自陣に撤退するしかない。

守る磐田と、ガードの上から殴り続けるFC東京。
勝負はFC東京の決定力に委ねられた・・・かのように見えた


・炸裂!森下采配
膠着状態となっていた後半23分、この試合の分水嶺となる交代が行われた。
この日、ほぼ機能不全に陥っていた山本康裕に代えて、金沢が投入された。
金沢は左SBに入り、それまでそのポジションにいた宮崎は2列目にアップ。
山本脩斗が右サイドに移った。後半23分の段階で、下記構成となる
シフト

後半に入ってから、左サイドを徳永にやられている印象があったので、
守備に長ける金沢で安定させると同時に、宮崎をキックのしやすい場所に移すことで
楔のパスの出し所を一つ増やす狙いがあったと思われる。
交代の対象は、単純にボランチより前で今日一番機能していない選手を選んだだけではなかろうか。
で、結果的にこの交代が大ハマりする。



とりあえず、今日はこの辺で・・・
後編では試合終了までの流れと全体の総括をします。

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